治療

  

選択をする

カルテを持った白衣の男性

脳動脈瘤を持っていて、症状が何も感じられない状態のものを無症候性未破裂脳動脈瘤と言います。この動脈瘤を早期で見つけることが非常に重要であり、しっかりと検査を受ける必要があります。 未破裂脳動脈瘤がどれ位の期間破裂しない状態のままで保たれるかを検査する手段はありません。この症状が見つかった場合の対応は、大きく分けると、経過観察をすることと、治療を行うことの2種類に分けることができます。経過観察をすることのリスクは、動脈瘤の破裂や、動脈瘤の拡大などがあります。治療する場合のリスクは、治療によって合併症が生じる場合があることと、治療による後遺症が生じてしまうことです。そのため、リスクをしっかりと考慮して、最良の策を選択する必要があります。

脳動脈瘤が見つかった場合の経過観察は、発見から約6ヶ月以内に、さまざまな画像によって脳動脈瘤の大きさ、形の変化などを観察します。画像検査で、特に変化が見つからない場合は、少なくとも1年間隔で経過観察をしていきます。画像検査で変化が見られた場合には、手術などの治療に切り替えます。 経過観察をしている場合には、脳動脈瘤の症状の悪化を防ぐために、生活習慣を見直す必要があります。脳動脈瘤破裂の危険因子として、高血圧や喫煙などがあります。高血圧を防ぐには減塩が重要であり、毎食気をつけなければなりません。また、飲酒も高血圧の要因になるので、お酒を飲みすぎないようにすることも重要です。その他にも肥満の状態などが良くないので、適度な運動も心掛ける必要があります。