治療

  

専門機関で

カルテを持った白衣の男性

病院は色々な科があります。内科は内臓全般を主に、問診と投薬によって行います。外科は、内科的な治療を行えない内蔵の病気や、外傷による怪我の治療や手術によって治療します。それぞれいくつかの臓器を扱ったり、手技を行いますが、肛門科はほぼ肛門に対するアプローチのみを行う、肛門のスペシャリストとも言うべきものです。肛門の周りには大きな血管があり、その回りには比較的薄い粘膜や皮膚があります。そのため、排便等で肛門付近に圧がかかると、内痔や外痔などの症状が出ます。これを放置していると、肛門付近の静脈の破裂等の可能性もあります。肛門科は深い知識を必要とする専門分野なので、排便時に出血を見るような場合は、積極的に受診しましょう。

肛門科では、内痔核や外痔核等のいわゆる痔だけではなく、排便時に見られる出血の根本的な治療や検査にあたります。排便時の出血では、実際に鮮血を見なくても潜血と言う微量な出血をしている時があります。定期健診などで潜血等のスクリーニングにかかった場合、消化器系や肛門に病変があることも多いので、より深い検査をします。その時、消化器系か肛門科か迷っても、どちらの科でも検査を受けることができます。この検査は肛門や直腸を目視で見る検査や、大腸ファイバーなどの内視鏡を使った検査を行いますが、最近の肛門科では大腸ファイバー検査が可能な病院が増えています。肛門科での検査では、検査結果が痔であった場合、速やかな対処と治療に移行することができます。